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医学一般 脳卒中とその予防

医学一般 脳卒中とその予防


病気は昔からあったが、ギリシャ時代の医療から18世紀までの間、あまり大きな進歩はなかった。

19世紀の終わりごろには、現代の医学の発達に寄与する多くの基礎的なデータや技術が開発されていった。

近代では医学が発達し、従来の感染症はほとんど征服され、人の寿命も延長し、
先端医療技術の向上により多くの困難な疾病も治療されるようになった。

脳卒中は、脳の血管が破れたり詰まったりした結果、障害されることをいい、高血圧性脳出血、くも膜下出血、脳梗塞、脳梗栓、脳血栓がある。

脳血管疾患の年齢調整死亡率をみると、男女とも1965年まで上昇し、以降低下している。

脳血管疾患は脳出血と脳梗塞に分けられるが、そのうち脳出血は男女とも1951年以降低下しており、脳梗塞は男女とも1965年代までは上昇し以降低下している。

1955年では脳出血のほうが脳梗塞にくらべて10倍多かったが、脳出血が激減し、1970年には逆転して、1980年には半分程度になった。

生活習慣病の多くは、動脈硬化の結果生ずる病気やそれ自体が動脈硬化を促進する病気である。

臓器に十分な血液が供給できなくなり、血管内で血液が固まりやすくなるため、脳卒中や虚血性心疾患の原因となる。

このような動脈硬化の危険因子に、高脂血症、高血圧、糖尿病、喫煙、加齢、肥満などがあり、そのなかでも肥満は生活習慣病の入り口ともいわれ、肥満度が高いほど、糖尿病、高脂血症、痛風、高血圧などの罹病率は高い。

つまり、肥満の解消がこれらの疾患の予防につながる。

肥満の解消のために必要なことは、カロリー摂取量を減らすか、消費量を増やすことであり、食べすぎを防ぐとともに生活のなかに自然に運動する習慣を確立することが重要である。


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